福岡に写真屋さんをつくるまでの話。 I open photograph-shop in Fukuoka. It is none till then. from sakai sakiho

2009年3月8日日曜日

図面

そろそろ図面も仕上げに近い状態になってきた。ラボを創るなんて初めてなのに、できるもんなんだと思った。まだできてないけど。
使い勝手が良いものかどうかはやってみないとわからないが、図面に落とし込むだけでも今までやってきた仕事が活きている部分があり、どんな仕事も無駄にはならないと改めて気づかされる。

そういえば、地震後に実家を建て直した際、父が、家の間取りを一生懸命考えていたのを思い出した。素人ができるのか?と思ったりもしたが母と一緒にいろんな家を見て回り、作品を創るような感覚で手探りに楽しそうにやっていた。それでもやはり素人には変わりなかった。採用された父の間取り案は、今も実家として残っているが、一階部は陽が差し込まず暗い。生まれた日に植樹してくれたモクレンも、建て直しの際に伐採。子どもの意見は一切無視された。今でも街でモクレンに会う度心が痛み、「ごめんなさい」と立ち止まる。そんな苦い思い出が今でも残り、父には言えないが私は前の家の方が良かったと思っている。
子ども時代の思い出が残る家は、写真の中でしか見ることができない。