福岡に写真屋さんをつくるまでの話。 I open photograph-shop in Fukuoka. It is none till then. from sakai sakiho

2008年11月19日水曜日

腹いっぱい、心いっぱい

「腹ごしらえは全ての基本だ。」
アートマネージメントでNPOを運営している人が、何よりも一番先に確保したのがボランティアさんにお腹いっぱい食ベてもらうための食事だったそうだ。その思いに感動して、食に関わる地元企業が真っ先に手をあげて協力されたという話しをどこかで聞いた。

食は基本。食べないと元気が出ない。その一方で食べていくために活動していくことがビジネスなんだと考える。

2008年11月2日日曜日

写真が取り巻くこと

写真店って何ですか?って良く聞かれるので、ひとまず今考えていることを。

・写真を焼く(プリント)
・写真を現像する
・写真を飾る
・写真を編集する(まとめる)
・写真で遊ぶ
・写真を学ぶ
・写真を撮る
・写真を贈る
・写真で集う
・写真を見せる
・写真を見る
・写真を考える

写真を取り巻くいろんなことができるようなお店にしたいんだけど、予算の都合もあり全てを完璧にはできないかもしれない。でもそこはアイデア次第。私が今迄やってきたことを活かして面白くやりたいと考えている。(何をやってきたかって?/たいしたことはやってない)
具体的な事業内容はホームページで公表していくとして(地道に作成中)、とにかく写真=紙ではなく、写真=方法なんだということ、そして写真はなくならないしもっともっと残したり伝えたり楽しんだりすべきなんだということを伝えられるお店にしたい。

学校帰りの子どもが、
「さいこうけっさくが撮れたけん、写真、1枚だけ焼いて!今日のお菓子がまんするからさ」
なんて言って、ちょっと生意気で粋な少年少女たちを育てる町の写真店でありたいなと思う今日この頃である。

ちなみに関西弁なら
「さいこうけっさく撮れてんで。ほらみてみぃ。え〜やろ。ほやから写真焼いて〜なぁ。1枚だけでもええから。今日のお菓子がまんしてやってもええで。」となる。関西人ががめついのは生まれつきである。そして、恥ずかしさの裏返しの表現でもあるのだ。

2008年10月24日金曜日

裏付け

薬院の不動産屋さんで打合せをした。
いろんな不動産屋さんを巡ってきたので、だんだん学ぶことも多くなり自分の話しも上手くなっていく。一方で自分がやりたいことが本当に商売として成り立つのかどうか、ちゃんと自分で納得していないまま話しをしているのも事実。
そして案の定、不安に思っていることをそのまま聞かれ戸惑う私。
「趣味の領域に近い写真屋という職業が成り立つのか。その裏付けを持ってきてもらわないと貸し出せない。」
確かに。自信が持てる裏付けがあるなら私もほしいくらいだ。でもなぜだろう、不安な反面、同じくらいきっとできるという変な自信だけはこの2年くらいずっと消えない。これが恐ろしい。

デザイナーの友人にも、不動産屋のオーナーとほぼ同じことを言われた。
「自分が思っていることを他人に納得させたいだけなんじゃないか。」
つまり、他人に自分の自信を押し付けて思わせぶりな態度を取っているが、できないんだったら止めた方がいいよ、ということだ。
もちろん、反論。そんなことを言われて言い返せないくらいなら本当に止めた方がいい。
言い返す言葉に裏付けがあるかどうかは別として。

とにかく今日のオーナーさんの言葉を大切に受け止め、裏付けを作るしかない。
自分にできることからやるしかない。

2008年9月23日火曜日

故郷って何か

写真店を4月にオープンさせたいと思っている。
突然言い始めたわけではないが、もちろんそう簡単に考えているわけでもない。ひとまず考えは何かに残しておかないとまとまりがつかなくなりそうなので、オープンまでの日々を書き残すことにした。

今日は、薬院でカフェを経営しているオーナーYさんと大濠公園の近くの物件を見てきた。一緒にできるかどうかは別として、面白そうな物件だった。Yさんが「大濠のお祭りや、お花見なんかも考えて物件を見てるんだよね」と言ったとき、私がお店づくりのテーマにしたいと思っている『子どもたちに残していきたいもの』というアンテナにひっかかった。

関西から福岡に来て、1年半。自分が住む町について、いろんなことを考えるようになった。私は生まれてからずっと西明石(兵庫県)という町に住んでいた。田畑も適当にあり、交通の便も良く、不自由ない場所というイメージはあったが、町そのものにはあまり魅力もなく、地域行事も年に一度のボーリング大会というなんとも中途半端な地域づくりが未だに行なわれている。

では故郷とは何なのか。今から生まれてくる子どもたちにこの町の何を伝えていくべきなのか。そう考え始めたところから「写真店をつくりたい」と思いにつながっている。